【椎名林檎】丸の内サディスティックの歌詞の本当の意味とは⁉︎
どーも町田です。
今から約20年前、1999年にリリースされた椎名林檎の『丸の内サディスティック』。多くのアーティストにカバーされている名曲です。
なぜか今、再ブームしていますね。カラオケランキングでも上位にランクインしています。
さて、そんな『丸サディ』ですが歌詞が意味がわからないという方が多いのではないでしょうか。
リッケン?マーシャル??何のことか分からないワードが沢山でてきます。
そんな難しい歌詞を考察していきましょう!
歌詞
作詞・作曲 椎名林檎
報酬は入社後並行線で
東京は愛せど何にも無い
リッケン620頂戴
19万も持って居ない 御茶の水マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ
毎晩絶頂に達して居るだけ
ラット1つを商売道具にしているさ
そしたらベンジーが肺に映ってトリップ最近は銀座で警官ごっこ
国境は越えても盛者必衰
領収書を書いて頂戴
税理士なんて就いて居ない 後楽園将来僧に成って結婚して欲しい
毎晩寝具で遊戯するだけ
ピザ屋の彼女になってみたい
そしたらベンジー あたしをグレッチで殴って青 噛んで熟って頂戴
終電で帰るってば 池袋マーシャルの匂いで飛んじゃって大変さ
毎晩絶頂に達して居るだけ
ラット1つを商売道具にしているさ
そしたらベンジーが肺に映ってトリップ将来僧に成って結婚して欲しい
毎晩寝具で遊戯するだけ
ピザ屋の彼女になってみたい
そしたらベンジー あたしをグレッチで殴って
この曲はベンジーこと浅井健一氏のために書かれた曲!
歌詞中に出てくるベンジーという言葉。これは、椎名林檎が敬愛する浅井健一氏の事です。
BLANKEY JET CITYというバンドでボーカルとギターを務め、解散後はソロで活動されています。
映画『グローイング・アップ』の主人公ベンジー少年に似ていると、同じバンドのベーシストである照井利幸に名付けられベンジーという愛称になったそう。
よく分からない単語について
この曲には意味不明な言葉が多数出てきます。
一つずつ解説していきます。
リッケン620はギターの名前
歌詞序盤に出てくるリッケン620。正式名称はrickenbacker(リッケンバッカー)620。椎名林檎が初期の頃に使っていたギターです。
ちなみに金額は19万から20万くらい。
ベンジー愛用のギターブランドがグレッチ
gretsch(グレッチ)はベンジーこと浅井健一氏が愛用していたギターのブランドです。
マーシャルはギターアンプの名前
これまたベンジーこと浅井健一氏が愛用していたギターアンプがマーシャルなんですね。
ラットは林檎愛用のエフェクター
プロのギタリストに愛用されているエフェクターのラット。林檎嬢も愛用しているそうです。
ピザ屋の彼女になってみたい??
『ピザ屋の彼女』とはベンジーこと浅井健一氏のBLANKEY JET CITY時代の曲、『ピンクの若いブタ』に出てくる『ピザ屋の彼女』のことです。
青、噛んで熟って頂戴はもちろん。
これは青姦でイッて頂戴のことですね。しかし、相手はベンジーではないでしょう。終電で帰るって言ってますから。
『露骨な表現のため表記を置き換えた。』こう考えるのが普通ですが、二重の意味があるともとれます。
『青』は成熟してない林檎自身を指し、『噛んで』は、そんな熟してない林檎自身を噛んで。と取れる。『熟って』は相手は成熟していると取れる。
こう考えると椎名林檎がどんな意を持ってして書いたのか読めないですね。
元々英詞の曲に適当に日本語を当てはめたのが『丸の内サディスティック』
この曲は元々、『A new way to fly』という英語の曲に語呂が合うように適当に日本語の詞を指して作ったのが『丸の内サディスティック』です。
そのため、歌詞に深い意味はなく椎名林檎氏が当時好きだった浅井健一氏にまつわる言葉が羅列されているのです。
おわりに
考察の結果、丸の内サディスティックの歌詞に意味があるのかは不明です。
林檎嬢はライブで『東京を愛せど』の部分を『東京をアイシャドウ』と歌うことがよくあるそうです。この点から見ても言葉遊びが好きな人であることが分かります。
『寝具』と林檎嬢の出身である福岡県の『新宮町』を掛けている説もあります。
丸の内サディスティックの歌詞は、
''ベンジーにまつわる言葉の羅列"
個人的にはこれが濃厚なのではないかと思います。